大きく張ったエラがコンプレックス、という方はいませんか?
写真を撮るたびに手で顔の輪郭をごまかしたり、小顔マッサージを頑張ってみたり…。でも、もしかしたらそのエラの張り、お手軽な小顔注射(ボトックス注射)ですぐに解消できるかもしれません!
「プチ整形に興味はあるけど、実際どうなの?」そんな疑問や不安を持っている方も多いはず。今回は注射によるプチ小顔術のメリット・デメリットについて詳しくご紹介します。
ボトックスとは?注射だけでなぜ小顔になれるの?
よく聞く「ボトックス」って?
小顔注射は「ボトックス注射」の名称で浸透していますよね。ボトックスとは、ボツリヌス菌の毒素を抽出したボツリヌス・トキシンという製剤の商品名。成分はほとんど違いが無いと言われていますが、日本ではアラガン社製品のボツリヌス・トキシン製剤【ボトックス】が特に広く知られています。
エラ張りの原因と小顔注射の効果
エラ張りの原因には、【①:もともと顎の骨格が大きい場合】と、【②:顎の筋肉が必要以上に発達している場合】とがあります。奥歯を噛みしめて耳の下に少しふくらみが現れたら、下あごの咬筋(こうきん)が発達し過ぎた②のタイプのエラ張り顔。この場合は、小顔注射が非常に大きな効果を発揮します。
その理由は、ボツリヌス・トキシンが筋肉へ収縮を促す働きを持つ神経伝達物質・アセチルコリンを抑制するため。よって、ボトックス注射で発達しすぎた咬筋の収縮を弱めることで、エラの張りをすっきりと細く見せることができるのです。
プチ小顔術4つのメリット
メリット1:施術10分!メスを使わずダウンタイムも少ない
ダウンタイムとは、施術後の腫れやアザなどが回復するまでの期間のこと。小顔注射では直後に注射の針跡が残る程度で、ダウンタイムもほとんどなく施術後すぐにメイクや入浴などをいつも通り行うことができます。
メスを使わず注射を打つだけなので、施術は10分ほどで完了し、痛みも非常に少ないです。
メリット2:徐々に効果が表れ、自然な小顔に
プチ小顔術は、注入してから1週間~3週間ほどで輪郭がほっそりとしてきます。効果が持続するのは半年~1年ほどですが、定期的に注入することで、より長く効果を持続させることができます。
エステや骨格矯正の効果は一時的で、気づかれないほどの変化であることが多い一方、プチ小顔術は効果が比較的長く持続し、小顔への変化を徐々に感じられることが最大のポイントです。
メリット3:比較的コストが安い
エラを削る手術は100万円以上かかるのに対し、小顔注射はボトックスを使用する場合、注入量や回数、製剤の種類によって変動はしますが、1回10万~が平均価格。エステでの小顔矯正は1万~5万円くらいが相場ですが、小顔注射はその圧倒的な効果を考えれば比較的安価だと言えるでしょう。
メリット4:歯ぎしり、顎関節症防止にも効果あり!
顎関節症は、顎を動かす時に痛みや音を生じる慢性疾患。小顔注射は下あごの筋肉(咬筋)の緊張を緩和するので、顎関節症や歯ぎしりをやわらげる効果もあります。
デメリット
効果が出るまでに時間がかかる
ボトックス注射は効果を感じるまでに、〜3週間ほどの時間がかかります。効果は半年~1年程度の期間で徐々になくなっていきます。
骨格には効果がない
エラ張りの原因が「骨格」である場合には、あまり効果が期待できません。
おわりに
ボトックス注射は、注入する薬剤や量、注入箇所がとても重要です。安全に、より効果的な治療を受けるため、信頼できるクリニックを選びましょう。
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