美容ライター:
佐藤 歩果
サッと塗って癖付けするだけで簡単に二重が作れる「アイプチ」。
その手軽さから、メイク時には欠かせないという方も多いのではないでしょうか?
ところが、アイプチをずっと使い続けていると、まぶたが伸びてしまうこともあるそうです。
ぱっちり二重を作りたくて使っているのに、まぶたのたるみで目が小さく見えては本末転倒。
そこで今回は、まぶたがたるむ原因と、たるみケアの方法をご紹介します。

自然な二重まぶたは、アジア人の憧れ…
まぶたがたるんでしまう原因は?
年をとるごとに、なんだか目が小さくなってきたような気が…。
そう感じるのは、まぶたのたるみのせいかもしれません。
ではなぜ、まぶたがたるんでしまうのでしょうか?
3つのおもな原因をご紹介します。
パソコンやスマホの使いすぎによる血行不良

一日中、様々なところで目を酷使している現代人。
パソコンやスマホで目を酷使すると、目の周りの筋肉が凝り固まり、血行が悪くなります。血の巡りが滞ると目元がむくみやすく、老廃物が溜まることでまぶたが重くなりたるんでしまいます。
まばたきの減少による目元の筋肉の衰え
目の周りには「眼輪筋」という筋肉があります。
眼輪筋は、目の開け閉めや、涙の量の調節をする役割を担っています。パソコンやスマホを見る機会が増えてまばたきが減り、眼輪筋が衰えると、まぶたや目の下がたるむ原因になります。
アイプチもたるみの一因に
眉毛を抜くだけで伸びてしまうという説もあるくらい、まぶたは顔の中でも皮膚が薄くてデリケートなパーツです。アイプチで二重を作るときは、まぶたの皮膚を伸ばしてくっつけるため、長年繰り返すうちにまぶたが伸びてしまう人が多いようです。
▼画像は品川美容外科渋谷院 院長和田先生のブログより転載
https://ameblo.jp/shinagawawd/entry-10675646773.html

BEFORE

AFTER
※長期間、二重用接着剤を使用したためかぶれてしまった方に、二重術埋没法を行った症例です。
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今日からできる!まぶたのたるみケア
まぶたがたるむ3つの原因がわかったら、次はまぶたのたるみを防ぐためにケアを行いましょう。
ここでは、今日から実践できるホームケアの方法をご紹介いたします。
頭皮ブラッシング

ブラッシングは目元だけでなく、お顔全体のタルミケアにも効果的。
頭皮と顔は一枚の皮膚でつながっています。
頭皮の凝りを改善し、血行を良くすることで、結果的にまぶただけでなく、顔全体のリフトアップやトーンアップにつながります。
ブラッシングをするときは、幅が広くクッション性のあるブラシがおすすめです。額の生え際から毛の流れに沿って、たるんだ皮膚を元の位置に戻すようなイメージで行いましょう。
目元用美容液でまぶたのハリ・弾力アップ

瞼の皮膚は薄いので、ハリや弾力をサポートする美容液がおすすめ。
まぶたは皮膚が薄く、デリケートで乾燥しやすいパーツ。
肌のたるみは乾燥により進行しやすくなるため、保湿をしっかり行い、潤いを保つことが大切です。
また、皮膚は表皮・真皮・皮下組織の3層からできていますが、まぶたは肌の弾力を維持する真皮が薄いのが特徴です。肌のハリや弾力をサポートするコラーゲンやヒアルロン酸、プラセンタなどを配合した美容液を選ぶと効果的です。

タルミ知らずの若々しい目元に。
まぶたに限ったことではありませんが、肌がたるんでいると、老けた印象を人に与えてしまいます。
特に目元は、第一印象を決めるパーツといわれているため、きちんとケアをしてハリと弾力のあるまぶたを保ちたいですね。