ひとくちの中に広がる芸術、「マカロン」が有名な"ラデュレ"。
そのラデュレのコスメブランド、世界第1号店が銀座三越にオープンして早4年近く経ちますが、まだまだ私たちをトキメかせてくれる嬉しい仕掛けは続いています。
とことんこだわる「美」の世界
ラデュレのサロン(ラデュレ サロン・ド・テ)は、ぜひ一度は訪れていただきたいとっても素敵なカフェ。まるでパリにいるような、優雅な空間でいただくスイーツはまさに芸術そのもの。また、ローズティーと数量限定のハンドクリームが「本当に同じ香り!」いう、嬉しい仕掛けがここにもありました。
本当の美しさは、可愛いだけでは作れない
先日の新作コスメ発表では、薄い化粧膜で気になる唇のシワを目立ちにくくし、人がもつ血色をよりナチュラルに見せてくれるリップなど、可愛いだけではなく様々な仕掛けとうっとりするほどの素敵な香りで、たくさんの女性を魅了しています。 ラデュレは、フランス革命後の恐怖政治時代に現れた女性をイメージモデルとしてプロダクトデザインしているそうです。 パッケージや香りの特徴的な可愛さとは裏腹に、歴史からひも解く女性像は決して可愛さや美しさだけではない、動乱期に貴族としての誇りを持ち強く生きた女性たちの歴史を尊重しています。
いちおしコスメ「フェイス カラー ローズ ラデュレ」
そんな歴史をヒントにして作られたチークが、今回私がモーレツに押したい「フェイス カラー ローズ ラデュレ」です。 やわらかくほんのりと発色するやさしさと、何よりもその形が秀逸!1枚1枚手作りで作られ、花の芯に近付くほど黄色や白色に繊細なグラデーションがかかっています。まるで本物の花びらのよう‥!
忙しい毎朝のお化粧、「貼るだけで化粧が完了するシールがあればいいのに!」と思うこともしばしばある私ですが、このチークに出会ったとき「化粧も、女性であることも、素敵な香りに包まれる幸せも、忘れちゃいけないな」と気づかせてくれたのです。
ライター:山根裕美 |