「内側から輝く」と言うと、美容食でデトックス等を想像されるかもしれませんが、ここでお話ししたいのは物に頼るのではなく、愛情を持って生活し心から輝いていくということです。
人間の顔は、その人の人間性や心の健康状態をよく映し出しています。沢山の葛藤を乗り越えて自信をつけた人の笑顔には、飾らずとも安心感や懐の広い強さを感じることができますね。自分に自信のない人は、うつむきがちであったり、やけに化粧やファッションを頑張りすぎていて、力みが見えたりします。
また、男性は女性を顔で選んでいるという傾向が強いと言われがちですが、心理学では男性は女性の顔などの外見から内面的特徴を本能的に判断しているため、顔の綺麗な女性に好意を抱きやすいとしています。
男性に限定される話ではありませんが、人は、人間の顔がその人の内面を表していることを本能的に知っているのです。
では、どうしたらストレスの多い毎日を、内側から輝けるような愛情あふれる毎日に変えることができるのでしょうか?
結果に至る前の経緯を受け入れ、認める
当たり前のようなことを言いますが、人が最もストレスを感じることの一つは、「自分の思っていた結果が出ないとき」ではないでしょうか。
間に合うと思っていた電車に乗り遅れたり、仕事でお願いしていたものと違うものが出てきたり、内容は様々ですが、「思っていたのと違う」という結果のパンチ力は意外と強いもの。
そんなとき、「結果に至る前の経緯を受け入れる」ことをぜひ意識してみてください。
ここで注意してほしいのは、経緯を振り返った時に「反省や非難をしないで」ほしいのです。結果がどうであれ、結果に至る前の行動している時に考えていることがあります。それをただ「こう考えたんだね」と丸ごと飲み込むつもりで受け入れてみてください。
それを意識して行うだけで、結果はどうであれ「まあ、分からないでもないな」といった心に幅ができます。そんな心のゆとりがストレスを多少なりとも軽減してくれます。
共感することで小さな喜びを与える
また、自分以外の誰かが関わっていた場合には、「こう考えたんだね」という内容を共感という形で口に出してみてください。
結果がどうであれ、「分かってもらえたんだ」という小さな喜びを相手に与えることができます。人の欲求には認知欲があるため、その小さな喜びが思いのほか、重要です。その小さな喜びを与えることができれば、あなたの周りには、失敗をおそれずにイキイキと過ごす人が増えていくでしょう。
笑顔の周りには笑顔が集まります。また逆に、自分が失敗したときには支えてもらえるかもしれません。
心の充実が、顔の血色や艶、ハリに繋がります。ダイエットもいいけれど、美容用品ももちろん必要だけれど、心に潤いを持つことでより多くの女性がいっそう輝けると思っています。
ライター:山根裕美 |
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