みなさまはシャワー派ですか?お風呂派ですか?
「冷えは万病の元」と言いますが、寒くなるこれからの季節はしっかり湯船でカラダを温めて、冷え対策をしたいものです。
今回はお家にある身近なものでできて美容にも効果的な「ツルツル美人の湯」のレシピをご紹介します。
お風呂×ドリンク
肌の引き締めに。赤ワイン風呂
作り方は赤ワインを半分~1本お湯に加えて混ぜるだけ。ワインに含まれるビタミンPが血行を良くし、渋み成分のタンニンが肌を引き締めてくれます。
効果は値段に関係ありませんので、手頃なもので大丈夫です。
ただ入浴後、そのまま放っておくと浴槽にワインの色素が残ってしまいますので、早めに掃除をするよう心掛けましょう。
しっとり牛乳風呂
世界三大美女のクレオパトラも愛したという牛乳風呂。お湯に1リットルの牛乳を加え、かき混ぜてください。
温度は38℃~40℃がベストです。
お肌が牛乳の膜でコーティングされ、しっとりしますよ。
また、イライラを和らげる効果もあります。
日焼け肌に。紅茶風呂
紅茶のティーバッグを2~3個をバスタブのお湯に浸け、ふたをして蒸らすだけ。
または、マグカップに濃く入れた紅茶を加えても大丈夫です。
紅茶風呂は夏が終わった後の日焼けしてしまった肌にもぴったり。渋み成分タンニンの殺菌作用やデオドラント作用がほてりを鎮めてくれるのです。
お風呂×フルーツ
お肌すべすべ。みかんの皮入り風呂
よく洗ったみかんの皮を干し、布の袋に入れて浮かべたらできあがり。
ビタミンCやクエン酸が肌をすべすべにし、皮に含まれるリモネンという成分が肌に膜を作って保温してくれます。
寒くなるこれからの季節にはぴったりですね。
保温効果抜群。ゆず風呂
冬至に柚子湯に入る習慣は江戸時代から続き、長い歴史があります。
柚子湯の作り方は、果実を5つほど、半分に切って袋に入れ、湯船に浮かべるだけ。
「入れば風邪を引かない」と言われるだけあって、入った後はカラダがポカポカに。
柚子の香りにも癒やされます。
お風呂×植物
ストレス解消に。バラ風呂
女子なら誰もが憧れるバラ風呂。
作り方は、バラを良く水洗いし、湯船に浮かべるだけ。
リラックスできる音楽やアロマキャンドルと一緒に、一度は入ってみたいですよね。
バラの香りはストレスや疲労を和らげてくれ、赤いバラなら止血効果が、白いバラならカラダを清める効果があります。
さまざまな効果で使い分け!ハーブ風呂
ハーブ風呂の作り方は、ハーブを布の袋に入れて浮かべる方法と、鍋でハーブの薬用成分を煮だして湯船に入れる方法があります。
種類豊富なハーブなら、香りもよく、さまざまな症状に応じて使い分けることができます。
【眠れない時】ラベンダー、カモミール、ローズマリー
【すっきりしたい時】ミント、レモングラス、レモンバーム、セージ
【リラックスしたい時】ジャスミン、ミント、ゼラニューム
【気分が落ち込んでいる時】ベルガモット、スイートオレンジ
お風呂×調味料
風邪予防にも。生姜風呂
強い殺菌効果があり、身体を温めてくれる生姜は風邪の予防に効果的。生姜をスライスにするか、すりおろして布の袋に入れたりガーゼに包んで湯船に浮かべます。
ワイン風呂に入れると相乗効果でさらにぽかぽか身体が温まります。
デトックス&保湿効果。はちみつ風呂
はちみつをお風呂に入れるとは意外な使い道ですが、美容にとても良いのです。
大さじ1~2杯のはちみつをお湯に溶かすだけでOK。
毛穴が開いて汚れが落ちるデトックス効果のほか、肌のキメを整えたり保湿効果があるので、お肌がしっとりしますよ。
肌の治癒力も高い。ココナッツオイル風呂
今年、美容に良い商品として大人気になったココナッツオイル。
料理にも美容にも使えてとても便利なアイテムですが、お風呂に入れても効果は絶大!お風呂に大さじ一杯ほど入れるだけで、その力を発揮します。
南国では日焼け止めや傷薬としても使われるココナッツオイルは、消炎・殺菌作用が強く、肌の傷を治癒する効果があります。お湯に入れてもベタベタせず、自然に肌になじむのでお湯から上がった後はしっとり肌に。
おわりに
身近なもので簡単にできる美容風呂で、バスタイムがまた楽しくなりそうですね。それぞれに違った効能があり、症状や気分に合わせていろいろ手軽に選べるのも身近なアイテムだからこその嬉しいポイント。
女性にとって冷えは大敵。
ご紹介したものを組み合わせて、自分だけの美容風呂を見つけるのもオススメです。
これからの季節、いつものバスタイムに一手間加えて、安らぎのひとときを過ごしてみませんか?