美容ライター: Mie
高価な基礎化粧品を使っていても、なんだかずっとお肌の調子が悪い…なかなか痩せない…なんてことありませんか?
そんな方は身体の中に毒素が溜っているのかもしれません。
今回は、身体の内側から綺麗になるべく、“スーパーデトックス”に効く食材やデトックスする方法をご紹介します!

体の内側からキレイを目指す、デトックス。
身体に毒素溜まっていませんか?
フルタイムで働く世の会社員は、週5日朝から晩まで仕事に追われ、飲み会が続いたり寝不足がちだったりと、ただでさえ身体が不調になりやすい環境です。
また、ストレスも多い為、過食・暴食になりやすいですし、日々の疲れがリセットされずに疲労がたまりやすいです。
このような時、体内の毒素が特に多く蓄積されます。
質の悪い食事、不摂生な生活、ネガティブな感情などの影響を最も受けやすい臓器は肝臓と言われています。体内に蓄積した大量の毒素や老廃物は、肝臓だけでなくやがて身体全体にまで悪影響を及ぼす恐れがあります。
毒素が排泄されないと、以下のように身体に変化が現れます。チェックをしてみましょう。

ストレスにより体内に蓄積される毒素。
【毒素が溜まっているかチェック!】
〜自覚症状編〜
・肌がくすんでツヤがない
・肩こりや腰痛、関節痛がある
・便秘/下痢ぎみ、または膨満感がある
・体がだるいor疲れやすい(疲労回復ができていない)
・風邪をひきやすい(免疫力が低い)
・生理周期がバラバラ(ホルモンバランスの乱れ)
・口臭や体臭が気になる
・頭痛持ちである
・なかなか痩せないor無理なダイエットをしている
・気分にムラがある
〜生活習慣編〜
・睡眠不足気味である
・喫煙している
・運動の習慣がない
・ストレスが多い毎日である
・水道水を飲んでいる
・脂っこいものが好きである
・野菜はあまりとらない
・ほぼ毎日飲酒している
上記の項目にあてはまる数が多ければ多いほど、毒素が溜まっていると言えます。
排出されやすい毒素とされにくい毒素
毒素には、体外毒素と体内毒素があります。
体外毒素
私達の身の回りにある空気・食べ物・飲み物から自然と体内へ取り込んでいる、有害な金属(有害ミネラル類)のことです。アルミニウム・鉛・カドミウム・ベリリウム・ニッケル・水銀・ヒ素などです。食品添加物をはじめ、工場排水や排気ガス、それを取り込んだ海産物や農作物にも含まれます。
体内毒素
私達が活動するために必要なエネルギーを生成したり、栄養分を合成したりする活動を総じて「代謝」と言いますが、その際に出る老廃物のことです。乳酸・アンモニア・尿素・尿酸、腸内細菌の悪玉菌が作り出すメタンガス・硫化水素・二次胆汁酸・ニトロソアミンなどがあります。
お酒を飲み過ぎた際に起こる頭痛・倦怠感・吐き気などの不調は、処理しきれないアンモニアのせいで起こる現象です。
アンモニアは体を動かすだけで生成されてしまいます。
アンモニアをはじめとする体内毒素は、肝臓により無毒化され腎臓に送られます。腎臓では、無毒化された尿の老廃物が濾過され、排出されます。
毒素の排出ルートは約75%が便から排泄され、約20%が尿、約3%が汗、残り2%が爪と髪なんだそう。
体内毒素はほぼ便から排出されますが、体外毒素はほとんど汗から、しかも非常にゆっくりとしか排出されないため、日常から体内に取り込まないようにすることが大切です。
毒素排出を促す食べ物と習慣
毒素を溜め込まないことが一番ですが、冒頭でもお話ししたように、現代人の生活サイクルではなかなか難しいのが現状です。
毒素の排出を促すためにお通じを良くしたり、水分をしっかりとり入浴や運動で汗をかくようにしましょう。また普段から良質なミネラル分をみそ汁や納豆などの食事からとり、抗酸化力の強い食べ物(旬のフルーツやトマトやスイカ、ココアやワインなど高ポリフェノールのもの)をとるように心がけましょう。

デトックスに良い食べ物達。
【毒素排出に良い食べ物】
〜取り込んだ毒素を無毒化するもの〜
玉ねぎ、長ねぎ、ニラ、ニンニク、らっきょう
〜毒素を無毒化する働きを助けるもの〜
あさり、ほうれん草、にんじん、豚肉、レバー、アーモンド、トマト、ブロッコリー
〜毒素の排出を促進するもの〜
寒天、こんにゃく、昆布、わかめ、ごぼう、さつまいも、納豆、玄米
カンタンにデトックスする方法をご紹介します!
1. レモンウォーターを飲む

レモンウォーターはダイエットや美肌にも良い!
レモンには非常に豊富なビタミンとミネラルが含まれています。ビタミンCの抗酸化作用とアルカリ作用によって、肝臓をデトックスし、健康な新しい細胞の産生を助けます。
他にも水溶性食物繊維であるペクチンが含まれるため、便秘が改善されます。また、朝一の空腹時に飲むとより代謝促進によく、体に溜まった老廃物や毒素の排出を助けます。
食後に飲むと、エリオシトリンというポリフェノールが、脂肪の吸収を抑えてダイエット効果があります。
2. 外食を控え健康的な食事をする
防腐剤が入っていたり、科学調味料などの食品添加物が多く含まれる、加工食品、ファーストフード、脂肪分の多い外食を控えましょう。
添加物を取るのをやめるというよりは、少しずつ摂取量を減らしていくことが大事です。
コンビニで売っているおにぎり、パン、弁当、野菜なども添加物が含まれているので毎日食べるのにはオススメできません。
3. ストレスの少ない生活をする

幸福物質“セロトニン”の殆どは腸で作られます!
ストレスの多い環境に繰り返しさらされると腸内環境バランスが破壊され、まず腸の働きが衰えます。幸せな気持ちやリラックス感、癒し効果を与える脳内物質はセロトニンと言われますが、実はその9割以上が腸管で作られているそうです。
便秘や腸内環境の悪化で、さまざまな毒素が体内に蓄積されることで、さらにセロトニンの生成は減少します。セロトニンが不足するとうつ病と不安を引き起こします。
ゆううつ、不安、焦りのような精神症状から不眠、無気力、消化不良、過敏腸症候群、便秘などの身体症状まで様々な症状の原因となり悪循環を招きます。
4. 運動をする

適度な運動で代謝を上げましょう。
運動することで腸の動きが活発になり、デトックスを促す効果があります。汗をかけばかくほど、体内にたまっている老廃物や毒素が体外に出ていきます。
呼吸によって酸素を取り込みながら行う有酸素運動を取り入れたり、家事などの動作を意識して変えてみたり、きちんと姿勢を正したりと、日常の小さな筋肉トレーニングによって筋肉を鍛えることでデトックス効果を高めることにつながります。
デトックスするときこれだけは忘れずに!
1. 塩分を取り過ぎない
塩分と水分を取りすぎると水分をバランスが崩れ、体内の水分代謝に乱れが生じ、むくみが引き起こされれます。
2. 運動は必須
食事制限だけで痩せようとするとヨーヨー現象(いわゆるリバウンド現象)が起きて、少し食べるだけで簡単に太る体質に変わってしまうこともあります。運動とデトックスに良い食事を並行して行うことで、基礎代謝量を高めリバウンドしない体へと導いてくれます。
3. 専門医と相談すること
高血圧・糖尿病・甲状腺機能低下症などの慢性疾患で薬を服用している患者はデトックスに挑戦する前に専門医に相談しましょう。
4. 女性は生理後
女性ホルモン周期に基づいて体内の水分バランスが変化します。排卵後、生理前にむくみが良くでますので生理が終わって排卵前の7〜10日程度が、デトックス期間にちょうどいいと言われています。
◼︎参考にしたサイト
価値観を変えるシンキングメディア CATALYST
http://ja.catalyst.red/articles/toxic-metals/
ダイエット専門のソーシャルネットワークサービス Diet Club
http://dietclub.jp/labo/021629140
便秘解消で解毒
http://constipation-guide.net/detox/
みんな健康
https://minnakenko.jp/shinzou-kanzou-tameno-remonuootaa/
独自の切り口で語る新しい美容・健康 ニュースサイト IMAIMA
http://nyu-su01.com/1466.html
腸内環境のすべて
http://h-pochi.com/cho/?p=6838