みなさんは毎日、どんな朝ごはんを食べていますか?
最近は、スムージーやパンケーキ、フルーツヨーグルトなど、おしゃれな食べ物が人気を集め、朝ごはんを楽しむ人が増えていますね。
ツイッターやインスタグラムなどでも、美容に気を使っている女優さんやモデルさんが彩りキレイな朝ごはんの写真をアップしていたり、都内では朝のライフスタイルを楽しもうというコンセプトのもと、朝食フェスが開催されるほど、朝ごはんへの注目が集まっています。
実際に、朝ごはんを食べた方が良いのかどうかについては、専門家の間でも諸説あり、一概にどちらが良いとは言えませんが、今回は、朝食を食べるメリットや何を食べたら良いのかなど、大人の女性にオススメのメニューをご紹介します。
朝ごはんを食べると何がいいの?
身体に一日の始まりを知らせる朝ごはん。これから長い一日を過ごすためのエンジンをかける時間である朝は、一日に必要なエネルギーを補給するという重要な役割があり、さまざまな効果を得ることができます。
■ メリット1:生活リズムが整う
朝ごはんを食べることで、全身に血液が巡り、体温が上がります。それによって脳も働き始めるので、午前中の仕事のパフォーマンスを高めたいという人は、朝ごはんをしっかり食べるようにしましょう。
また生活リズムを調整している体内時計ですが、実は遺伝子レベルで動いている高精度のもので、25時間周期のリズムを刻んでいると言われています。1日は24時間ですので、身体とは1時間のずれが生じています。そのずれを朝に光を浴びたり朝ごはんを食べることでリズムを調整し、体内時計をリセットしているのです。
■ メリット2:肥満防止
「食べたらその分太ってしまう…」と思いがちですが、朝にしっかり食事を摂ることが、肥満防止になると言われています。
朝ごはんを食べないと、昼食の時にはかなり空腹の状態になっています。そのタイミングでお昼ごはんを食べてしまうと、身体はそれまで足りていなかった分の栄養まで吸収しようとするので、余分にエネルギーをつけてしまいます。
また、食べ物が腸に入ると腸の壁が引っ張られ、その刺激で便を排出する「ぜん動運動」が起こります。この運動が最も活発になるのが朝の時間帯なのです。良い排便習慣をつけるためには、朝ごはんを食べて、腸に刺激を与えることが大切です。
どんな朝ごはんがオススメ?
ホットスムージー
根強い人気を誇るスムージーは、気軽に美味しく野菜や果物から栄養を摂ることができるので、朝に飲んでいる人は多いですよね。しかし、寒くなるこれからの時期に、冷たい飲み物はいくら美容や健康に良いと言われても気が進まないのではないでしょうか。そんな時は使う野菜を茹でたり、入れる水や豆乳を温めるだけで冬でも飲みたくなる、ホットスムージーがオススメ。
生の野菜や果物から生きた酵素を摂取できるのが魅力のスムージー。アンチエイジングに効果的な抗酸化力がアップするニンジンやバナナのほか、整腸作用を促すリンゴなどは、加熱することで効果がアップします。
暑い時期と寒い時期で、スムージーに入れる材料を変えれば、バリエーションも増えてより楽しくなりますね。
オートミール
日本人にはあまり馴染みのないものですが、アメリカでオートミールは栄養が簡単に摂れるものとして定番の朝メニューになっています。繊維質が豊富に含まれているので満腹感を得やすかったり、便秘にも効果があるほか、ビタミンや鉄分、カルシウムなどのミネラルも豊富で、オメガ3脂肪酸まで含まれており、今話題のスーパーフードのひとつなのです。
バナナやブルーベリー、ナッツ類などを入れ、牛乳や豆乳などをかけて食べるとさらに美味しく食べられますよ。
卵料理
朝ごはんの王道といえば、やっぱり卵料理。ニコール・リッチーやアシュレイ・ティスデイルなどの数多くの海外セレブも、朝食にはオムレツや生卵などを食べています。
タンパク質が豊富で栄養価も高い卵は、朝食べることで午前中の腹持ちが良くなり、余計な間食をする必要がありません。今年の春にはコレステロール摂取の制限も解除され、卵は1日1個までと決めていた人も気兼ねなく卵を食べるようになったのではないでしょうか。
そんな卵料理の中でも、エッグベネディクトに続く人気料理だと注目されているのが、エッグスラットです。エッグスラットとは、ハーブやスパイスなどで味付けをしたマッシュポテトを瓶に入れ、その上に生卵をのせて湯煎し、それをパンですくって食べる、なんともおしゃれな卵料理です。アメリカのロサンゼルスでは行列ができるほど人気です。
栄養を摂りつつ、見た目も華やかな朝ごはんを食べることで身体も心も満たされますね。
バターコーヒー
朝は時間がなくてご飯を作る暇がない、食欲が沸かないという人にはコーヒーにバターを入れて飲む、バターコーヒーもオススメです。
すでにアメリカでは、手軽にダイエット効果がある飲み物として大注目されています。
一見、バターは太りそうなイメージがありますよね。実際に、一般的なバターは飽和脂肪酸という太りやすいものですが、バターコーヒーは、牧草だけを食べて育った牛のミルクから作られる、グラスフェッドバターと呼ばれるものを使っています。不飽和脂肪酸のため、コレステロールを下げ、中性脂肪がつくのを防ぐ効果があるバターです。
また、コーヒーに含まれる「カフェイン」には、交感神経を刺激し、体内器官の働きを活発にしたり、アンチエイジングに繋がる「抗酸化作用」の効果があったり、糖尿病や物忘れの予防にも繋がると言われています。バタバタした朝の時間帯でも、コーヒーにスプーン1〜2杯のバターを入れるだけでなので、気軽に始められますよね。
朝食の楽しみ方
朝ごはんは家で食べるのが一般的かもしれませんが、朝ごはんを友人と外に食べに行くという人も増えています。
「仕事に行くのが憂鬱…」「朝起きれなくて大変…」という人も、友人や好きな人と出掛ける予定があれば、朝から楽しみが増え、フレッシュな気持ちで一日を始めることができますよね。また朝から外に出て活動すると、一日を長く使うことができるので、充実した日を過ごすことができます。
朝食を提供するお店は、検索してみると意外とたくさんあるので、ちょっと気になるカフェや身体に優しい食材を使ったお店に足を運んでみるのも、良いかもしれません。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
朝食といっても、最近は本当に朝ごはんのメニューが豊富になりました。
朝はメイクや仕事の準備などが忙しくてなかなか朝食を食べられない…という人もいるかもしれませんが、朝はしっかり食べるようにしたいですね。
自分に合った朝食の摂り方を見つけられれば、朝から充実感溢れる気持ちを感じられることでしょう。身体に入るものだからこそ、食べ物に気を使って身体の中から美しくありたいですね。