「昔に比べて肌が下がってきた…」「たるみが気になる…」と悩んでいる人はいませんか?たるみは、年齢を重ねることで、肌への負担やダメージにより徐々に出てくる症状です。たるみ対策として、マッサージや道具を使ったケアもたくさん出ていますが、日々のケアがさらにたるみを悪化させている場合もあるので注意が必要です。
今、行っているたるみケアは大丈夫ですか?実は間違えたケアをしているかもしれない、そんな事例を紹介しながら、正しいたるみケアをご紹介します。
それ間違ってない?たるみを悪化させる日常のケア
フェイスマッサージ
毎日の習慣としてフェイスマッサージを行っている人もいるのではないでしょうか。
ですが、フェイスマッサージもやり方次第では、たるみのケアどころか悪化させてしまう場合もあります。その原因の多くが力を入れ過ぎたマッサージ。血行を良くするためや毛穴に対して効果はありますが、やり過ぎるとたるみの原因になる可能性もあるのです。
大切なことは、たるまない筋肉をつけること。顎の筋トレを心掛けましょう。例えば、小さなペットボトルに少しだけ水を入れ、唇だけで加えて持ち上げる。これを10秒間キープします。毎日2セット行うことで、たるみ解消が期待できます。
フェイスローラー
たるみ防止・小顔に効果があると人気のフェイスローラー。小顔になりたいからといって、毎日強い力で転がしていませんか?フェイスローラーのやりすぎは、メラニン色素を増やしてシミのもとになったり、ハリや弾力を保つ肌細胞を破壊して皮膚がたるんだりと、美肌・小顔から遠のいてしまいます。優しく肌をすべらせるように転がすのがポイントです。
また、上下に往復して転がしたり、顔の左右でかける力が違うことにも要注意!皮膚をリフトアップし、ゆがみのないフェイスラインを作るためには、下から上へ一方向に転がし、鏡を見て左右均等にマッサージするようにしましょう。
もちろん、ローラーを毎回清潔にしておくことも大切です。菌や皮脂が付着したままでは、肌トラブルを引き起こしてしまうかもしれません。
表情筋エクササイズ
口を大きく開けたり膨らませたり、舌を回したりする表情筋エクササイズ。さまざまな表情を作るためのこの筋肉を一日に少しだけでも運動させることで血行が良くなり、ほうれい線を薄くする効果があると言われています。また、頬の筋肉を鍛えるので小顔効果もあるかもしれません。
ただし、紙を折りたたむとシワになるのと同様に、やりすぎるとシワやほうれい線がさらに目立ってしまう可能性もありますので注意しましょう。
たるみを根本から解消する抗酸化ケアとは
「肌サビ」って?
実は肌のたるみの原因のひとつに「肌サビ」があります。全身の細胞は鉄やリンゴと同じように酸化してサビつき老化していきます。リンゴが空気に触れて変色するように、肌の細胞も同様に酸化し衰えます。この状態を「肌サビ」と言い、サビついた肌ではコラーゲンの生成やターンオーバーが上手く機能せず、たるみやシワ、シミの原因になります。
そして細胞の酸化、肌サビの原因は喫煙やアルコール、ストレスなどにより生成される活性酸素。この活性酸素による酸化をくいとめる抗酸化ケアがたるみの解消につながるのです。
ビタミンCの約172倍!「フラーレン」で抗酸化ケア
フラーレンとはダイヤモンドと同じく、炭素だけで構成された物質。抗酸化物質のひとつで、ビタミンCの約172倍もの圧倒的な抗酸化力を持っているのが特徴です。皮脂の酸化抑制に効果があるため、肌サビを回避するのにも役立ちます。
この抗酸化力は美容効果も大きく、しみやしわを軽減したり美白を保ったりする効果があり、アンチエイジングに繋がります。その効能の高さから、現在ではフラーレンを配合した化粧品も数多く発売されるようになりました。
お肌には水分はもちろん、適量な油分も必要です。購入される際には、「水溶性フラーレン」と「脂溶性フラーレン」の2つが配合されているものを選ぶようにしてください。使用し続けることで効果が現れてくるでしょう。
おわりに
たるみ肌の正しいケア方法はできていましたか?まだの方は、今回ご紹介した方法でたるみ知らずのお肌を目指しましょう。
美を手に入れるためには、努力が不可欠。フェイスマッサージや表情筋エクササイズなどを毎日コツコツ行って、習慣化することが大切です。そうすることで、きっと効果が現れてくることでしょう。
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