美容ライター: クォン
韓国では“垢擦り”は一つの文化のようなもの・・・。
韓国人なら、垢擦りをやったことない人はほぼいないと言うくらい、韓国での垢擦りは一つの文化のようなものです。

ごく一般的な垢擦りタオル。
これが垢擦りタオルです。見たことありますか?
(韓国ではイタリアタオルとも呼びますが、その理由は使用された素材がイタリア産だったからです。)
これ以外には手袋タイプも人気です。
値段は100~500円くらいで安いです。日本でも100均などで売られていますよね。
人によりますが、1個当たり半年~1年は使えます。
(私は上の緑色のタオルタイプを使っていますが、週1回or2週間1回ペースで使用していましたが、丈夫みたいで、まだ使用しています。)

お風呂場での利用料金
お風呂場利用料 1000円~1500円
垢擦り費用 1500円~2500円程度
韓国ではお風呂屋さんが色んな場所にありますが、そこでは自分で垢擦りしてもよいし、専門でやってくれるスタッフがいるので、その方に任せると手が届かない場所まで綺麗に垢擦りをしてもらえます。
垢擦りで、心の垢もスッキリするような・・・そんな気持ち良さ。
自分も昔は母とお風呂場によく行って垢擦りをしました。
お風呂に入って体が温まったら垢擦りします。
そうすると汚い汚れがいっぱい取れて、垢擦りをした後は体の体重も減ったようなすっきりとした気分になります。
たまには、垢擦りする時の力が強すぎて痛いとワガママ言いますが、終わった後の気持ちは凄く良くて、やめられないですね。
ただの垢擦りで終わるのではなく色んなマッサージも追加できます。
お肌の角質を取った後なので、パックなどのボディケア製品を使ってマッサージをすると吸収しやすいです。
(韓国では、ヨーグルトやフルーツなどのパックがあります。)

垢擦りのあとは、パックやオイルなどで保湿しましょう。
“垢擦り”は今でも週一度の週間!
垢擦りをやってきたので“垢擦りボディケア”に慣れている私は、日本に住んでいる今でも垢擦りをやっています。
適度な垢擦りはお肌に適度な刺激を与えるし、その刺激で血行もよくします。また、古い角質が取れお肌がすべすべなるし、ニキビや肌トラブルの予防もできます。
垢擦りはお肌を柔らかくしツルツルにするのですが、やり方を間違えると逆効果になることもあります。
力の調節などを間違えるとお肌が傷ついたり正常な細胞が破壊されて炎症を起こしてしまいますし、垢擦り後の保湿をしないと、しない時よりも乾燥が進んだりします。
お肌を綺麗にするための垢擦りなのに、逆にお肌のコンディションが悪くなると悲しくなります。

正しく垢擦りを行いましょう!
クォン流、垢擦り方法。
垢擦りでちょうどいい肌コンディションを得る為に、下記のことを守りましょう。
①まずは少しお風呂に入って体を温めましょう。温めると垢擦りしやすくなります。
(私は普段お湯にはあまり浸からないのでシャワー時に、週1ペースでやっています。)
②垢擦りをすると汚れが出ます。(少し汚くなる話ですが汚れが黒に出るくらいまで垢擦りをしてください。白い汚れはお肌を守る細胞なので、それまで垢擦りするとやりすぎです。お肌が乾燥してしまいます。)
③垢を綺麗に流した後、ボディーウォッシュでやさしく洗い、お湯ですすぎます。
④水気を取った後、保湿剤は3分以内に塗ってください。

垢擦りした後は、優しくボディウォッシュで洗います。
垢擦りはだいたい週1回ペースでやってください。
過ぎたるは及ばざるがごとし。垢擦りもそうです。
この垢擦りは簡単に言えばボディースクラブみたいなものですが、ボディースクラブよりはもう少し深い角質までとれるので、やった後のすっきり感とお肌の柔らかさをすぐに感じることができます。
誰でも、簡単にできるので、試してみてください。あなたもはまるかもしれません!